朗読の会 心音(ここね)とは
フリーアナウンサーの田中智子さんが指導する朗読サークルの門下生が有志で集まり、1989年に結成した朗読の会。学校や地域コミュニティーでの朗読提供を中心に、年1回自主公演も行う。
戦争を描いた「あの日の夕焼け」「満州そして私の無言の旅」(共に鈴木政子著)を通じて、平和の尊さを朗読コンサートという形で語り継ぐ活動を柱に、障害者を題材にしたオリジナル脚本「僕たちのこと」「ぼくたちの約束」では差別や人権について分かりやすく伝えるなど、人が生きることの原点を朗読を通して発信し続けている。
臨場感あふれる迫真の朗読は、聞く人の心に入り込む。「朗読という方法で表現することで、より具合的に皆様の心にお届けすることができる、主人公と共に悩み、喜び、考えていただけると信じております。子どもや若い方にこそ聞いていただきたい内容となっております。」(田中さん)
朗読の依頼は随時受付中で、学校・青少年活動での平和を考える時間や地域のイベントなどに取り入れていただきたいです。